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浦メシ屋奇談

音楽のこと(特にSwing Jazz)、ミステリーのこと、映画のこと、艶っぽいこと、落語のこと等々どちらかというと古いことが多く、とりあえずその辺で一杯やりながら底を入れようか(飯を喰う)というように好事家がそれとなく寄合う処。“浦メ シ屋~っ!”

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四万六千日、お暑い盛りでございます!

暑い、暑い、暑い!
この暑い盛りに浅草寺へ、四万六千日のお参りに行ってきた。

いつもならこの7月10日の四万六千日の縁日直後の土曜日に、「屋形船で落語を聴いて飯を喰う会」というのをやっていて、そのお客さんのために1升の米を持ってお参りに行き、その米を縁起物としてお土産にお持ち帰りいただいていたのだが、今年は浮かれた催しは一時中止ということにして、ただお参りに来たのである。
浅草寺

四万六千日というと、落語の「船徳」だろう。といえば黒門町(八代目桂 文楽)だろう。
その黒門町のお決まりの「四万六千日、お暑い盛りでございます!」の口調通り、暑かったのなんのって‥いやぁ、暑かった!
しかし暑ければこその四万六千日の縁日で、「船徳」のごとく舟にも乗りたくなるということだろう。
ただ今年は人の出がいつもより少なかったのではないだろうか。
本堂の中も、それほどの押し合い圧し合いでもなかった。

ただ舟に乗っての涼味こそなかったが、なんともいえぬ爽やかさを得ることができた。
古今亭志ん朝の「付け馬」じゃないが、大体観音様の前にいるのは鳩の豆を売っている「もう、あそこまでいくともう歳をとらないのかねぇ!」というような婆さんばかりかと思っていた。
ところが、ところがである。スタンダード・ナンバーの「I Found A New Baby」じゃないが、そう、飛び切り若いいい娘(こ)を見つけたのである。

「年のころなら、6つか8つ!」
「おいおい、お前さんのは妙な数取りだな!年のころなら6つか7つ、あるいは7つか8つというのなら分かるが、それを6つか8つとは‥え~?お前さんのには7がないよ!」
「へぇ~、7(質)はこの間流した!」

と、「野ざらし」のごとき馬鹿なことを言っている場合ではない。とにかく若い。10歳そこそこ━
若すぎるくらいに若いが、そこは浅草、観音様のお膝元、ほおずき市、その出で立ちからして何ともいえない可愛さと艶っぽさが行く末のいい女の素養を充分に漂わせている。
この娘の10年後を想像しただけでも色めき立つ。
胸のうちで勝手にお初ちゃんと名づけてしまった。
そんなお初ちゃんに会えただけでも、このバカ暑い中を汗をかきかき出かけてきた甲斐があったというもの。
写真を撮らせてもらうと同時に、思わず手を合わせてしまった。まさしく観音様である。
どうです!可愛いでげしょう!?

それにしても暑い。五分刈りの坊主頭が焦げそうだ。
朝のうちはお日様も隠れていたから、普段愛用のボルサリーノのパナマ帽をかぶってこなかった。「船徳」じゃないが、せめて日除けのコウモリ傘を持ってくればよかった。
「船徳」のように川で舟に乗ってるわけではないから、傘で岸の石垣を突いて石垣の間に挟まって置いてくることもないだろうが、日傘など普段持ちなれないだけに帰りに寄ったところてん屋にきっと忘れてきたに違いない。

この「船徳」は「お初・徳兵衛浮名桟橋」の前段で、これからが色っぽくなってぞくぞくするほど面白い。
先ほどのお初ちゃんは、実はここに繋がっているのである。
来年も四万六千日のほおずき市に、あの店に寄ってみよう。
暑いだろうな‥白日夢のように‥

四万六千日、お暑い盛りでございます!

| 雑感 | 15:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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