浦メシ屋奇談

音楽のこと(特にSwing Jazz)、ミステリーのこと、映画のこと、艶っぽいこと、落語のこと等々どちらかというと古いことが多く、とりあえずその辺で一杯やりながら底を入れようか(飯を喰う)というように好事家がそれとなく寄合う処。“浦メ シ屋~っ!”

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歌う、トランペット。

いつも思うのだが、私は自分自身をジャズファン、というのをいまだに躊躇する。

というのは、私が毎日楽しんでいる音楽は、それほどジャズにこだわっているわけではない。
クラシックはもちろん、ポップスも、カントリーも、シャンソンも、カンツォーネも、ロシア民謡も、日本の民謡も、演歌も流行歌も、浪曲も都都逸も…およそ音楽なら大抵の物は聴く。
ただそんな中でも、ジャズ(トラディショナルなディキシー、スイング系)の世界を彷徨っている時間が多少長いというだけのことである。

いつだったか、高校時代に大好きで盛んに聴いていた「白い渚のブルース」(「Stranger on the Shore」Acker Bilk)と「真夜中のブルース」(「Midnight Blues」Bert Kaempfert楽団)の話を口演奏を交えながら話していると、「へ~、ジャズ・マニアのウラさんもそういうのを聴いてたんだ!」といわれて、自分をマニアだとは思わないが(マニアはこういう、イージー・リスニングを聴かないんだ!?)と、その時改めて思わされたことを憶えている。
tp

高校生の頃、音楽なら何でも聴いていた私も、実は無意識のうちにジャズを特別視しているところがあった。
というのは、中学生の頃からジャズもいろいろと探してきては聴いていた。
だから当時の日本の人気バンドやスター・プレイヤーなどの名前も多少は知っていた。その中に「フランキー堺とシティ・スリッカーズ」や「原 信夫とシャープス&フラッツ」などで活躍していたトランぺッターの福原 彰(1991年没)の名前を知っていた。
その福原 彰が突然「夜は恋人」(「Mea Cullpa」)という、ジョルジュ・ジューバン(Geores Jouvin)のトランペットで知られるムード・ナンバーを吹き込み、ヒットさせて驚いた。
へー、こんなバリバリのジャズ・マンがこんなお色気ムード・ナンバーをやるのか、と勝手に驚いたものである。
同じようなことが、当時テナーのサム(The Man)テイラー((Sam Taylor)で大ヒットし、お色気ナンバーの代表のような「ハーレム・ノクターン」(Harlem Nocturne)を、ラジオの公開放送の「Jazz At The Torys」の中で、The Big Four(ジョージ川口、上田 剛、中村八大、松本英彦)のスリーピーこと松本英彦がやったのにはホントに驚いた。
高校時代のまだ青い頭の中では、無意識のうちに俗っぽい音楽とジャズは、細いとはいえしっかりと線を引き分けていたのであろう。

後年、クラリネットの花岡詠二が「白い渚のブルース」を好んでやられるのを知って、お色気ナンバーではないが、こんなポピュラーなナンバーもやるんだ、と感心した覚えがあるから、つい最近までそんな考えかが頭の中に蔓延っていたのである。

今はもう、一定のセンスの上で面白ければポップスであろうが、歌謡曲であろうが、民謡であろうが、叙情歌であろうが…ジャズとして聴いてみたいと思う。
(この、一定のセンスの上で、というところが問題なのだが━)

つい最近、シャープス&フラッツやニューハードなどを経て、スタジオ・ミュージシャン、あるいは海外からのアーティストとの共演も多いベテラントランペッターの岸 義和を紹介していただいた。
彼は個人的にはハリー・ジェームスやレイ・アンソニーが大好きで、「岸 義和ビッグバンド」を編成し、定期的にライブ・コンサートを催しているという。

この手に全く目がない私は早速、聴きに行ってきた。(3月2日、赤坂B♭)
確かにハリー・ジェームスである。レイ・アンソニーである。いまどき、この手の曲をここまで聴かせてくれるコンサート(バンド)など、まずないだろう。
「All Of Me」に始まり、「Dancing In The Dark」、ハリー・ジェームスの「Trumpet Blues」、「The High And Mighty(紅の翼)」、「Mr. Anthony’s Boogie」、「As Time Goes By」など、歌うトランペットを堪能した。
その時、なんだか50年程前の福原 彰をふと思ったものだった。

「鈴木正男 & SWING TIMES」のリード・トランペットである彼に4月に会った時━
「岸さんをみていると、50年前の福原 彰さんと重なるものがあって━」と言うと、突然彼は2枚組CDを出して「かつて福原さんが吹き込んだものと、私が吹き込んだものとセットで2月に出したんです!」と見せてきた。
何だかとても妙な心持になったものである。

タイトルは━
King Super Twin Series「哀愁のトランペット ベスト」(KICW 9467~8)
岸 義和が<歌謡曲編>(赤いランプの終列車、星影のワルツ、さよならはダンスの後に、等20曲)、福原 彰が<ポップス編>(真夜中のブルース、皆殺しの歌、星空のブルース、スエーデンの城、等20曲)、まさに哀愁のトランペットである。
岸 義和ビッグバンド・コンサート

この時、8月(27日)に渋谷で「岸 義和ビッグ・バンド」のコンサートをやろう!と決まった。
もちろん彼の大好きな世界、ハリー・ジェームスとレイ・アンソニーのナンバーをたっぷりと楽しんでもらおうというもの。
特に今回は、誰もが良く知るポップス調のナンバーも多く取り入れ、暑い、暑い夏の夜を食事をしながら、グラスを傾けながら、ビッグ・バンドバックの甘いトランペットを、のんびりと存分に楽しんでもらおうという嗜好である。(チラシ参照)

岸 義和率いるこのバンドは、とにかくメンバーが凄い。現役バリバリに活躍している、まさにキラ星のごとくのメンバーが一堂に会したと言っても過言ではない。
彼らの織り成すアンサンブル、あるいはソロを聴くだけでも大いに価値がある。
是非、お友達連れで、あるいはご家族連れで、今年の夏の打ち上げを兼ねてお出かけください。

岸 義和ビッグバンド『ハリー・ジェームス & レイ・アンソニー特集 第5弾
~50年代のSwing Jazzを素敵なお食事とご一緒に~』
期  日:8月27日(月)
チャージ:¥7,500(ライブチャージ+ビュッフェディナー+1ドリンク)
会  場:東京メインダイニング 03-5428-5031
     渋谷区神南1-12-13シダックスビレッジ1F
時  間:開場/18:00 ビュッフェサービス/18:30~ 開演/19:30~
お問合せ・ご予約は━
○岸 義和 080-5037-3461 tp-kazu-11.11@ezweb.ne.jp
○東京メインダイニング 03-5428-5031
○Wonder Jazzland(浦山)090-1508-5465 wonder@jazzland.jp

※文中、敬称を略させていただいてます。

| スイング・ジャズ | 07:01 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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